⑤入院3日目〜術後1日目〜
真夜中も看護師さんが頻繁にみにきてくれるので、まっとまった睡眠がとれないまま朝に。
夜中も高熱が続いていたので、氷まくらをもらって、
それが溶けるたびに交換してくれました。
朝になっても高熱が続いていて、
そんな中、採血。
なんかまだ経験が浅そうな看護師さんで、
この人もしかしたら失敗するんじゃないの?
と思っていたら!
まさか!
本当に失敗するとは!!!!
(・Д・)
採血とか注射で失敗されたの初めて、、
わたしの血管はわかりやすい方だと思うだけどなぁ。
(やっぱりわたしの心の声が伝染したのか?)
2回も刺されちゃったから痛くって、
でもしんどすぎて、怒りも湧いてこない。
されるがまま状態。。
そのあとうがいをさせてもらい、
まだ絶飲食なので、水は飲み込まないで!と言われ、
うがいをしました。寝ながらのうがい難しい。
そのあと別の看護師さんが来て、
今度はタオルでカラダを拭いてもらいました。
なんかもう恥じらいとかなく、
本当にされるがままなのです。
でも、昨日はお風呂にも入れなかったので、それが妙に気持ちよかったのです。
看護師さんの仕事て多岐に渡るし、
本当なんでもしてくれるんだなぁ。
改めてすごい職業だなぁ。と思いました。
(わたしには到底できそうもありません、、)
しばらくすると、また違う看護師さんが来て、
とりあえず起き上がって座ってみ、ましょうと、
言われ、
久しぶりに起き上がると、やっぱり頭がクラッとなってしんどかったんです。
さらに唐突にじゃあ、ちょっと歩いてみましょうか?
と言われて、
え?もう?確か歩行はお昼からだったような?
でも歩けるようになると尿管もぬいてもらえるし!と、
しんどかっけど、頑張って少し歩行!
と思ったけど、思いのほかうまく歩けず、
ふらふらと少し補助してもらいながらも廊下を往復できたのでひとまずOK!
これで尿管を抜いてもらえました。?
尿管抜くとき、痛いと聞いていたけど、
全然痛くなかった。とりあえずひとつ管が取れて嬉しかったな。
お昼からは全粥がスタート。
もちろん食欲はなく、でもひさしぶりのお食事なので、
少しはいただきました。
この日は友達がお見舞いにきてくれる予定だったけど、
熱も下がらず、まだカラダもしんどかったので、
泣く泣くごめんなさいしました。
そのLINEを打つのもしんどくって、
それ以外スマホを触ることもできませんでした。。
まだ手術後1日ということもあり、
一日中ベッドに横たわっていました。
ただ、カテーテルのおかげなのか、
ふつうにしていると痛みがほとんどなかったです。
咳やくしゃみがでると痛くって、
痛いのわかるから、へんなところに力が入ってしまって、結局痛いみたいな。。
高熱いつまで続くのかな、、
④入院2日目〜手術当日〜
手術当日、6時起床。
体温、血圧を測ってもらい、
2度目の浣腸( ;´Д`)
昨日めっちゃ苦しんだから、本当に恐怖でしかない!
もちろん今回も3分は我慢してくださいねー。と言われましたが、全然むり。
本当に全部出し切ったのか?謎だけど、
でも、浣腸の後て、
看護師さんに便の様子を見てもらうんだけど、、、
(これ1番恥ずかしいし、苦難。)
看護師さんのOKが出たので多分、大丈夫、、なはず(。-_-。)
9時から手術なので、
洗面して、手術着に着替えて、弾性ストッキングを履いて、待機。
手術着、てびっくりするくらい心許ないつくりなのね。。
家族が到着して、少し喋ったりしているともう9時前!
やっぱり怖い。だって未知の世界すぎるから。
家族と手術室の手前まで行き、そこで家族とはお別れ。
手術室入ってびっくり!
その中に8つくらいの手術室が左右にびっしり並んでる!
中はテレビドラマで見るような、あんな感じ。
今日担当してくれる、看護師さんや医師の方がつぎつぎと挨拶をしてくれるのですが、
名前も覚えられないし、みなさんも手術するときの衣装なのでイマイチお顔もはっきりわからず、、
そのままわたしの手術室へ案内されていきました。
手術室はイメージまんまのお部屋。
そして自分でベットに上がって横になります。
なんだかあたたかくて、ふかふかしていました。
まずは硬膜外麻酔。
※これ無痛分娩のときとかに用いる麻酔みたいなんだけど、背中にカテーテル入れるて聞いた時点でわたし恐怖すぎて、絶対断るて思ったけど、
術後の痛みがかなり和らぐとのことなので、
やっぱりしていただくことにしました。。
背中を丸めて、麻酔の注射をして、カテーテルをいれます。
でもこれは全然痛くなかった。少し違和感はあったけど。
それから心電図やなんやかんや装着されて、麻酔の点滴の針を手の甲に刺されたんだけど!!!!!
これが本当に痛くって、いま思い出しても1番痛かったんじゃないか?ぐらい痛かった。
術後3週間が経とうとしてるけどまだ針のあとが残ってるもん!
それから看護師さんたちが軽い雑談等で和ませてくれるのですが、
酸素マスクのようなものをかぶせられてから10秒以内に意識はなくなってしまいました。
・
・
・
「〇〇さーん、〇〇さん!」
と名前を呼ばれながら、肩をたたかれ、
意識が少し戻ったけど、
すぐに自分の今の状況が理解できなかった。
でも、何回も肩をたたかれ、
「〇〇さん!〇〇さん、気分はどうですか?」
と言われて、
やっと自分が今手術の後だということを理解。
そして、
「気分が悪い」「寒い」
とことばを発したことは覚えてます。
とにかく寒くて寒くて、
震えてた。歯がガチガチなるくらい。
聞こえたのは、
血圧が「80の50です。」
え?低すぎない?と思いつつ、
意識朦朧の中、気がつくと病室に戻っていました。
とにかく寒くて寒くて、
どうやら熱が高いみたいで、、
お布団も2枚かけてくれてたけど、それでも寒くてしばらく震えが止まりませんでした。
家族が話しかけてくれても、なかなかうまく反応できないし、とにかく意識がぼんやりしてた。
あと、病室に帰ったからわたしが発したことば、
「尿管が痛い」
なぜかその痛みと違和感は感じました。
術後なので、30分おきに看護師さんが、
体温や血圧あと酸素?をはかりにきてくれます。
点滴をかえてくれたり、それから、
なぜか尿が少ないので点滴を1本追加!なぜ?
術後はとにかく、しんどかった。
高熱だったこと、あといろいろな管につながれてるし、
寝返りもうまくできないし、
看護師さんは頻回にみにきてくれるし、で、
全然落ち着きがなくて、
あと自由がきかないことが本当に辛かった。。
わたしは術後の48時間は本当に地獄だったと思っています。
③入院1日目
手術することは決めたけど、でも時期はいつにしよう?早い方がいいけど、会社とも相談しないといけないし、、
で結局年明けの1月下旬に決定!
入院までは本当にあっ!と言う間だった。
会社での引き継ぎ、トモダチに激励会してもらったり、東方神起のライブへ行ったり、
神様にお詣りに行ったり、、
毎日予定がいっぱいいっぱいで、入院や手術について考える時間もなかった。
それはとてもありがたかったです。
入院前夜も旅行にでも行くのか?
と言う具合に、あれやこれやとスーツケースにつめつめ。
あ!あれ忘れた!と言うことがないように、
快適な入院ライフを送れるように、
と思ったら荷物が大量に。。
当日は家族に送迎してもらい、病院まで。
まずは入院支援センターで入院の手続き。
お熱はかってください。
と言われて熱を計ると、
「37.0℃」
少しが熱があるので、
この時期ですし、37度でもインフルエンザの可能性があるで、
まずは検査を受けてください。
と、言われてしまいました。
わたしとしては、
いつも平熱低いはずなのに、
なんで今日に限って?!
しかもインフルエンザ陽性なら、
おそらく手術は延期(°_°)
それはそれでとても困る。
まさか陽性のはずがない?!と思いつつ、
お鼻のなかの粘膜をとる、
あの痛い検査をして、待つこと30分。
なんとかインフルエンザは陰性だったので、これでやっと入院できることに。
おかしなことだけど、それがとてもホッとしてしまってる自分がいました( ゚д゚)
入院病棟のナースステーションで、
病室を案内され、いざ病室へ、、
最初は総室(4人部屋)にしようと思ってたんだけど、
最近入院、手術をした先輩より、
「個室の方がいいよ!プライバーも守られてるし 笑」とアドバイスをもらったので、
わたしも思い切って個室にすることに。
※個室にすると1日あたり12,000円の室料差額が発生!
でも6日間なので、快適さを優先させました。
個室といえど、そんなに広くはなくて、
でもトイレとシャワーもついてるし、
応接3点セットもあるので、なかなか悪くないかな。
部屋に入ると、既に昼食が置いてあったけど、
とりあえず荷解きをして、
病室をわたし仕様にセッティングしました。
遅めのお昼を食べて、パジャマに着替えて、
それから、お臍のお掃除と弾性ストッキングのサイズを見てもらい、慌ただしくシャワーを浴びたりしてると、もう夕食がやってきて、やっとホッと一息。
したのもつかの間。
「浣腸しますよー!」とベテラン風な看護師さんがやってきて、
これ、みんながめっちゃ辛いて言う、あの浣腸ね?もう恐怖でしかない!
しかもね、浣腸されたあと、
すっごくもよおすんだけど、
3分は我慢してね?て、できれば5分我慢してね?て。
いやいや無理ですから!
わたし1分も我慢できませんでした、、
もう辛くって、辛すぎて、
なみだぼろぼろでちゃって。
本当に大変でした。
※下品な話で申し訳ありません。
そして、寝る前に下剤と眠剤を服用して、
就寝。
ああ、明日起きたら手術なのね?
と思うとすぐには眠れなかったけど、
眠剤のおかげなのか、いつのまにか眠りについてしまっていました、、
②手術を決断
子宮頚がん検診時のエコー検査で、子宮筋腫と子宮内膜症が見つかった後、
約1年半したのち、子宮筋腫の大きさが5cmとなり手術をすすめられました。
将来の出産の可能性、今後も続く生理痛(排便通など)のことなども考えて、ちょうど今のタイミングなら長期休暇も取れるかなと思い、思い切って手術をすることに決めました。
まずはその旨を産婦人科の先生に伝えて、紹介状を書いてもらい、
(その病院では手術は行なっていないので)
そして紹介先の病院の受診日の予約をとってもらいました。
そして、紹介先の病院での初受診日。
さすが大きな総合病院だけあって、広い、人がびっくりするくらい多い!
まず初診の手続きするにも行列、、
予約しているものの、待ち時間もそこそこに。
わたしの担当医(となる先生)は女性の優しそうな方。
まず内診してもらい、筋腫についてきちんと調べたいので次回レントゲンおよびMRI検査をしますのでまたきてください。と言われ、また1ヶ月後に行くことに。
そして1ヶ月にレントゲンとMRI検査をしてもらいました。
その結果、先生としては、
まだ5cmくらいなので急いで手術をする必要はないかなとのこと。
それよりもいますぐ妊娠(できる状態なら)してください!とも言われました。
"でもパートナーもいないわたしがいますぐ妊娠なんてほぼありえないし、、"
と思いつつ、、
先生としてはしばらく経過観察でもいいんじゃないかなとの見解。
わたしとしては手術する、と覚悟を決めて来ているので、当然、
肩透かしをくらうようなかたちとなりました。
とりあえずまた夏に診せてもらって、それでも考えが変わらなければしましょうか。と。
そう言われると少し考えも揺らぎそうになりつつ、あと十数年も付き合っていくのかと思うとやっぱり憂鬱であり、、
体力的なことや、年齢的なこと、
あと仕事の状況なども考えてもこのタイミングを逃すと難しいかな、、とも思い。
わたしの決心は変わりませんでした。
あとは手術の日程を決めるだけ。
①子宮筋腫と子宮内膜症、発覚!
まず産婦人科へ行ったきっかけが、子宮頚がん検診を受けるため。それまでまともに婦人科系の検診なんて受けたこともありませんでした。。
3年前、子宮頚がん検診の無料クーポンを使って検診を受けるため地元の産婦人科に行きました。
そこで、オプションになりますがエコー検査もしますか?と聞かれ、
"そういえばまともに検査受けたことないし、とりあえず受けとこうかな?''
くらいの軽い気持ちで診てもらうことにしました。
そこで、3cmの子宮筋腫と卵巣の出血(内膜症)が発覚!
先生は30代の女性の多くは筋腫をもっており、そんなに心配することはないです。
ただ、急に大きくなったり、酷い生理痛等、日常生活に支障をきたす場合は考えなくてはいけない。でも現状ではあまり気にする大きさでもないし、とりあえず3ヶ月後にまた診せてください。
と仰ってくださいました。
わたしの生理痛が酷い原因が、筋腫や内膜症によるものだとわかりなんとなく、納得。
それから3カ月毎に、産婦人科を受診し経過を診てもらことに。
1年ほどは3cmの大きさを保っていたので、
次は半年後でいいですよ!言われ、
わたしもあまり気にせず、なかなか病気に行けずにいたところ、久しぶりの受診。
急に筋腫が大きくなり5cm!!!!!
先生も結構、迫力がありますね!とびっくり。
緊急ではないけど、もし1カ月ほど休みを取れるなら、手術を受けてみてはどうか?との提案が。
筋腫は生理がくるたびに大きくなり、
(妊娠中は生理がとまるので大きくならず)
あと十数年は大きくなり続け、苦しい生理痛も続く、、
手術は腹腔鏡手術になるけど、
子宮を傷つけるので出産は、帝王切開になること。
また、筋腫は取り除いても、また新しく発生することもあり、それも生理がくるたびに大きくなること。
なとなど、いっきにいろいろなことを言われてパニックになったのを覚えています。
もし、手術を考えてるなら紹介状を書きますので、言ってください。と言われました。
そのときは妊娠する予定も全然なくて、
でもなんかそれでも、
もうあなた帝王切開しか無理ですからね!
て言われたのがショックだったし、
手術なんて大それたことちゃんと考えたこともなかったので、動揺してしまいました。。